ChatGPTでLINEスタンプを作れます。自分のキャラクター画像をアップロードして下のプロンプトを貼れば、複数のスタンプをまとめて作れます。AIで作ったスタンプも審査に出せて、承認されれば販売できます。審査ガイドラインに「AI生成」を理由とするリジェクト項目はありません。申請時に「AIの使用」で「AIを使用しています」を選ぶと、購入ページにAIを使ったことが自動で表示されます。利用規約では、制作途中でAIを使ったものも含め、LINEがAI生成またはその可能性があると判断した場合にも表示するとしています。
AIで作ったスタンプも、規格や文字、権利関係について同じ審査を受けます。
LINEスタンプの規格(2026年10月14日時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スタンプの個数 | 8・16・24・32・40個から選ぶ |
| スタンプ画像 | 横370×縦320px以内、サイズは偶数 |
| メイン画像 | 240×240px、1個 |
| トークルームタブ画像 | 96×74px、1個 |
| ファイル | PNG、背景は透過、1個あたり1MB以下、ZIPは60MB以下 |
| その他 | 72dpi以上・RGB、外枠との間に10pxほどの余白 |
| AI生成の表示 | 「AIの使用」で「AIを使用しています」を選ぶと自動表示。LINEの判断でも表示(制作途中のAI利用も対象) |
| ChatGPTの画像生成 | すべてのプランで利用可能(Web、iOS、Android)。無料プランは別枠の上限あり(枚数は非公表) |
審査に出す前に確認したいこと
審査ガイドラインの中で、AIで作るときに引っかかりやすいのは次の項目です。
- スタンプ内の文字に誤りがあるもの:AIは文字を崩すことがあります。一つずつ拡大して確認します。
- 視認性が悪いもの:横長の画像や8頭身キャラクターの全身など。2頭身のデフォルメが無難です。
- 会話、コミュニケーションに適していないもの:物や景色だけで、気持ちが伝わらないもの。
- 権利を侵害するもの、権利の所在が明確でないもの:権利者の許可がないキャラクターや人物写真は使わないでください。二次創作など、権利の所在が明確でないものも却下される場合があります。
- ほかのメッセンジャーアプリの名前やキャラクターに触れるもの。
OpenAIの利用規約では、ユーザーとOpenAIの間では、法律で認められる範囲で生成物はユーザーに帰属するとされています。第三者の権利まで保証されるわけではありません。AI生成物を人が作ったと表示することは禁止されているため、説明文に「手描き」と書かないでください。
作り方
- キャラクター画像を用意します。自分で描いた絵、ペットや自分の写真でかまいません。写真を使う場合は、別途権利確認書類を求められることがあります。
- ChatGPTに画像をアップロードし、プロンプト1を貼ります。キャラクターがなければプロンプト2でゼロから作ります。
- 文字と表情を一つずつ確認し、気になる1個だけ作り直してもらいます。
- プロンプト3で1個ずつ背景を透過にし、画像編集アプリで370×320px以内(縦横は偶数)に縮めます。メイン画像(240×240px)とトークルームタブ画像(96×74px)も1枚ずつ用意します。
- LINE Creators MarketのサイトかLINEスタンプメーカーのアプリから登録し、審査をリクエストします。LINEスタンプメーカーの案内では、審査は約2日、早ければ数時間です(2024年時点の目安)。
プロンプト1:自分のキャラクターで4個作る
キャラクター画像をアップロードしてから貼ります。
アップロードしたキャラクターで、LINEスタンプを4個作ってください。2×2で並べます。
顔、色、服装はアップロード画像と同じにして、2頭身のデフォルメで、表情は大きく分かりやすく。
文字は順に「おはよう」「了解です」「ありがとう」「おつかれさま」。
日本語は太めの丸ゴシック体で大きく、誤字なし。
背景は白、キャラクターの周りに白いフチ、スタンプ同士の間に余白。

ChatGPTで生成した例(AI生成)。参考画像のキャラクターは、青い「P」の帽子をかぶったペンギン(小企鵝)です。
文字は、ふだんよく使う言葉に替えてください。審査に出すには最低8個必要です。「8個、2行×4列」に書き換え、文字も8種類指定しましょう。
プロンプト2:キャラクターをゼロから作る
オリジナルキャラクターを作ってください。丸いおにぎりに小さな手足がついた、かわいい表情のキャラクターです。
このキャラクターでLINEスタンプを4個作り、2×2で並べます。
文字は順に「OK」「ちょっと待ってね」「ありがとう」「今行く」。
日本語は太めの手書き風で大きく、誤字なし。
背景は白、キャラクターの周りに白いフチ、スタンプ同士の間に余白。
気に入ったキャラクターができたら画像を保存し、プロンプト1でアップロードして8個以上作ります。見た目がぶれにくくなります。
プロンプト3:1個ずつ背景を透過にする
LINEスタンプは背景を透過したPNGで提出します。セットができたら、1個ずつ描き直してもらいます。
上のセットの1個目だけを、1枚のスタンプとして描き直してください。キャラクター、表情、文字は変えずに、背景は透過、キャラクターの白いフチは残して、周りに少し余白を入れてください。
「1個目」を2個目、3個目と順に替えます。OpenAIのヘルプには背景を透過にできると書かれていますが、保存後に本当に透過になっているか確認しましょう。
自分や周りの人だけで使いたいとき
作ったスタンプは、販売せずに配布できません。自分で作ったスタンプでも、購入しないと使えません。
例外はLINEスタンプメーカーです。2019年6月26日以降にこのアプリで審査をリクエストしたスタンプは、クリエイター本人に限り無料でダウンロードできます。ただし、分配額設定で「有料ダウンロード/売上分配額あり」を選んだ場合は対象外です。
主に家族や友人に買ってもらいたいなら、プライベート設定を「LINE STORE/ショップ非公開」にします。アプリでは申請時にしか選べないので、後から変更するときはLINE Creators Marketのマイページを使います。新着、ランキング、検索結果、クリエイターのスタンプリストページには表示されなくなります。ただし購入できる人を制限する設定ではありません。購入ページのURLや、トークで送られたスタンプから購入ページに入れば、誰でも閲覧・購入できます。
小企鵝(Penchan)のまとめ
ChatGPTでスタンプを作るとき、時間がかかるのは確認作業です。誤字、表情の重複、キャラクターの崩れを一つずつ見ます。いきなり40個を作るより、まず8個で審査に出すほうが進めやすいでしょう。
画像生成のプロンプトをもっと試したい人は、ChatGPT画像プロンプト例も参考にしてください。