1つだけ払うなら、文章とコードはClaude、機能の広さはChatGPT Plus、画像とGoogle連携はGoogle AI PlusかProが選びやすい。

同じ「無料版」でも、Geminiは一日使っても上限に当たりにくく、Claudeは数回のやり取りで上限に達することがある。同じ月額でも得られるものは違う。この記事ではClaude、ChatGPT、Gemini、Grok、Perplexityの5つを、無料版からAPIまで用途別に比較する。価格は公式ページを基準に、Googleは台湾向け公式サイトの台湾ドル表示、その他は主に米ドル表示を掲載する。台湾ドルでの実際の請求額は決済画面を確認してほしい。

月額料金一覧(台湾ドル・米ドル)

2026年10月14日時点の各社公式料金。税金は地域ごとの決済画面に従う。

サービス無料エントリー有料プラン主力有料プランヘビーユース
Gemini(Google AI)NT$0AI Plus NT$165/月AI Pro NT$650/月AI Ultra NT$3,300またはNT$6,500/月
ChatGPTUS$0Go(米国ではUS$8/月、一部地域は現地価格)Plus US$20/月Pro US$100、US$200またはUS$500/月
ClaudeUS$0なしPro US$20/月(年払いは月あたりUS$17)Max US$100またはUS$200/月
GrokUS$0Plus US$8/月Premium US$30/月Super US$100またはUltra US$200/月
PerplexityUS$0なしPro US$20/月(年払いで月あたりUS$17)Max US$200/月
  • Googleは台湾向けの公式プランページに月額を台湾ドルで表示(NT$165/650/3,300/6,500)。
  • ChatGPT ProはUS$100、US$200、US$500の3段階で、主な違いは利用枠(OpenAIのリリースノート)。
  • Grokは2026年10月12日から新規契約をPlus、Premium、Super、Ultraに切り替え、数日かけて各地域へ順次提供する(台湾や日本での価格は決済画面を確認)。有料プランはXアカウントを連携するとX Premiumの特典も付く。既存のSuperGrokとX Premiumはそのまま継続できる(xAIの発表)。
  • Claude公式サイトは現地通貨での請求に対応している。台湾ドルでの金額は決済画面を確認してほしい。
  • サブスクを暗号資産カードで払うなら、ChatGPT・Claudeのサブスクはどのカードで払う?を参照。

無料版比較

モデル無料で使えるもの枠の体感最大の制限
ClaudeSonnet+Haiku中程度(メッセージ上限に達したら、リセットまで待つ)旗艦モデルとClaude Codeは有料
ChatGPT主力モデル、文字対話無制限ゆったり画像と高度なツールに上限
GeminiFlash-Lite、画像生成、Deep Research、Gemini Liveかなりゆったりモデルに利用上限あり。動画生成は有料
Grokチャット、画像生成、音声限定的(回数は非公表)使い切ったらリセット待ち。Xアカウントでもメールでもログインできる
Perplexity基本検索無制限、制限付きPro Search十分Deep Researchは無料だと月1回

GeminiはFlash-Liteモデル、Nano Banana 2、Gemini Live、Deep Researchまで無料で、機能の広さが強い。ChatGPTは文字対話が無制限だが画像とツールに上限がある。Claudeは品質が高い一方で枠が少ない。Perplexityは資料検索の第一候補になる。

無料の組み合わせは、日常の文章をChatGPT、画像をGemini、検索をPerplexity、品質が必要な長文だけClaudeに任せる形だ。日常需要の大半をカバーしやすい。

有料版比較

観点Claude Pro/MaxChatGPT Go/Plus/ProGoogle AI Plus/Pro/UltraGrok Plus/Premium/SuperPerplexity Pro
月額US$20/Max US$100以上Go US$8、Plus US$20、Pro US$100–500NT$165/NT$650/NT$3,300–6,500Plus US$8、Premium US$30、Super US$100US$20(年払いで月US$17)
旗艦モデルOpus。FableはProの利用枠に含まれず別料金、Maxでは週次枠の最大半分まで利用可能GPT-6 Pro(Pro $100、Pro $200、Business、Enterprise)。PlusはWorkとCodexでGPT-6 Astraを利用可能Flashモデル(AI Plus以上)、Proモデル(AI Pro以上)最新のGrokモデル(Premium以上)検索統合
画像なしありあり(Nano Banana 2)ありあり
追加機能Claude Code、ResearchGPTs、Codex、Deep ResearchWorkspace連携、動画、Flowクレジット、AntigravityX連携、Grok Bot(Premium以上)ファイル分析、Deep Research

Claude:旗艦モデルが課金理由

Opusは問題の前提を分解し、多角的に分析する。Sonnetは合理的な答えを速く返す。Fableは推論と文章の新しい旗艦だ。Proは月US$20(年払いなら月US$17)でOpusを使える。FableはProのプラン利用枠に含まれず、usage creditsで別途支払う必要がある。Maxは月US$100以上で利用枠を増やし、Fableは週次枠の最大半分まで使える(Claude公式プラン)。詳しくは Claude Opus vs Sonnet を参照。

ChatGPT:機能をまとめて使える

Goは米国価格が月US$8(台湾など一部地域では広告が表示される場合がある)で、無料版の上限に時々達する人向け。チャットのモデルは無料版と同じLunaで、利用枠が多い。Plusは月US$20で検索、画像、音声、データ分析、GPTsをまとめて使え、チャットではSolを利用する。GPT-6版のSolは2026年10月7日、Lunaは10月8日から順次提供され、利用可否はアカウント内のメニューで確認できる。GPT-6 Astraを基盤とするGPT-6 ProはChatではPro $100、Pro $200、Business、Enterprise向け。PlusでもChatGPT WorkとCodexではGPT-6 Astraを使える(OpenAIの説明)。ChatGPT Plusはどの分野でも1位ではないが、「何でもできる」唯一の選択肢だ。比較は Claude vs ChatGPT · Gemini vs ChatGPT を参照。

Gemini:最安の有料入口

AI Plusは月NT$165で、5社の中で最も安く、利用枠は無料版の2倍。Flashモデル、動画生成、Flowクレジット、400GBストレージが使える。AI Proは月NT$650で利用枠は4倍、Proモデル、Antigravityの開発ツール、5TBが加わる。Google Oneも必要なら追加費用が小さく感じられる。日本語体験はChatGPTに分がある。詳しくは Gemini無料版 vs Google AI Pro。

Perplexity Pro:検証の道具

価値は会話の面白さではなく、検索の深さと出典にある。Proでは検索枠が増え、ファイル分析と複数ソースの調査が使いやすくなる。詳しくは Perplexity vs ChatGPT。

API価格

APIはtoken単位で課金され、価格は変わりやすい。Output tokenはinputより3〜5倍高いことが多い。

プラットフォーム代表モデル標準・短いプロンプトのinput/output(100万tokenあたり)備考
ClaudeFable 5.1US$10/US$50Opus 5.5 US$4/US$20、Sonnet 5.5 US$2/US$10、Haiku 5.5 US$0.10/US$0.50(プロンプト10万token以内)。prompt caching対応
OpenAIGPT-6 SolUS$2/US$10GPT-6 Luna US$0.10/US$0.50、GPT-6 Astra US$10/US$50。batch API対応
Gemini3.8 FlashUS$0.75/US$3.75(2026年末まで。2027年1月1日からUS$1.50/US$7.50)無料枠が大きく、個人プロジェクトなら費用がかからないこともある。無料枠の内容はGoogleの製品改善に使われる
GrokGrok 4.7US$2/US$6高速版はCursorとGrok Buildのみで、公開APIでは提供されない

各API keyに必ず上限を設定すること。パイプラインのバグで数百回リクエストすれば、上限なしの請求はすぐ膨らむ。即時性が不要ならbatch処理で節約できる。

コストパフォーマンスで選ぶ

  • 学生・軽度利用:ChatGPT、Gemini、Perplexityの無料版でゼロコスト。学生向けは Gemini学生プランガイド。
  • コンテンツ制作者:Claude Pro(文章)+ChatGPT Plus(画像)。一つだけならChatGPT、文章はClaude無料枠。
  • 開発者:Claude Maxで設計とコードレビュー、ChatGPT Plus/ProでCodex実行。
  • ヘビーユーザー:Claude Max、ChatGPT Pro、Google AI Pro、Perplexity Pro、Grok。時間単価で考えると元を取りやすい。

一つだけ残すならClaude Max。文章とコードの差が大きく、画像はGemini無料版、検索はPerplexity無料版で補える。


小企鵝の経験

Claude Max、ChatGPT Pro、Google AI Pro、Perplexity Pro、Grokを用途で分けている。長文とマルチエージェントはClaude、発想とコードはChatGPT、画像はGemini、検証はPerplexity、リアルタイム情報はGrok。一つだけならClaude Maxを残す。文章とコードの差が最も大きいからだ。


Googleの台湾ドル価格は公式表示。その他の米ドル価格も公式表示で、台湾ドルでの請求額は各地域の決済画面による。実際の金額は各プラットフォームの最新発表を確認してほしい。本稿はAIサブスクリプションの比較であり、投資助言ではない。