Google は米国時間2026年8月19日/アジアでは現地時間8月20日、学生向けの新しいキャンペーンを発表しました。日本在住で条件を満たす大学生・専門学校生などは、Google AI Plus の学生プランを1年間無料で利用できます。申し込みの期限は 2026年12月31日 です。
日本の学生が受け取るのは Google AI Plus です。無料の12か月が終わると、登録した支払い方法に 月額 ¥725 が請求される形で自動更新されます。申し込みには有効な支払い方法が必要です。利用規約では、Offer Period中にキャンセルした場合もメンバーシップがOffer Periodの終了まで有効なままになる可能性があるとされていますが、保証ではありません。更新前にリマインダーを設定し、実際の終了日は契約画面で確認してください。
料金と機能は2026年8月時点で確認したものです。Google はプランや提供状況を頻繁に変更するため、アカウントに表示される公式の特典ページと契約画面を優先してください。

今回の学生特典で使えるもの
日本の対象学生が受け取る Google AI Plus の内容は次のとおりです。
| 内容 | 学生にとっての使い道 |
|---|---|
| Gemini Omni | AI Plus 以上で使えるモデル階層。より高度な推論とマルチモーダル処理に対応し、動画生成も含まれます |
| Gemini の利用上限 | 無料版の2倍。勉強やレポート作成で続けて使いやすくなります |
| Google One ストレージ | 400 GB。授業資料、Gmail、Drive、フォトなどで共有します |
米国の学生には Google AI Pro が適用されます。日本を含むその他の対象市場の学生向けは Google AI Plus で、同じキャンペーンでも地域によってプランが異なります。
Google AI Plus の学生特典は、米国、ボリビア、アルバニア、カナダ、マカオ、香港、チュニジアを対象外としています。日本で申し込む場合も、最初にGoogle AI 学生特典の公式ページで自分の市場が対象として表示されるか確認してください。
対象になる条件
主な条件は次のとおりです。
- 学生向けページは18〜24歳を案内していますが、法的な特典規約は上限を設けず16歳以上と記載しています。公式情報が食い違うため、認定された高等教育機関への在籍や対象市場の条件とあわせて、申し込み画面で自分のアカウントに適用される年齢条件を確認してください
- 個人の Google アカウントでログインすること。学校発行の Google Workspace アカウントは使いません
- 学校発行のメールアドレスなど、申し込み画面に表示された方法で学生資格を確認すること
- 申し込み時に有効な支払い方法を登録すること
- 学生資格は毎年再確認されること
規約では、Google One の有料プラン契約者、ファミリーグループのメンバー、企業向け購入者、割引 Pixel バンドルの加入者、Google Fi など第三者やアフィリエイト経由の Google One 契約者は対象外です。保護者による管理対象の Google アカウントも対象外です。現在の有料契約や過去のトライアルが終了するまで待つ必要がある場合もありますが、家族グループ・企業・Pixel バンドル・第三者/アフィリエイト・管理対象アカウントの問題は、単に待つだけでは解決しません。申し込み画面で自分のアカウントの扱いを確認してください。
すでに Google One を使っている人へ
Google One の有料契約やファミリーグループ参加中なら、先に Google One の契約画面で自分の状態を確認してください。企業向け購入、割引 Pixel バンドル、Google Fi など第三者/アフィリエイト経由の契約、管理対象アカウントも確認が必要です。対象外の状態が残ったままでは、学生特典を有効にできない場合があります。
現在のプランが12月31日に近い時期まで続く場合は、学生認証に必要な時間も考えておきましょう。締切日に慌てて申し込むより、先に契約の満了日を確認しておく方が安全です。
申し込み手順
手順はシンプルです。
- Google AI 学生特典の申し込みページまたはGemini 学生向けページ(日本語)を開きます
- 個人の Google アカウントでログインします
- 学校発行のメールアドレスを入力し、在学資格の認証を完了します
- Google Payments を設定し、有効な支払い方法を登録します
- 条件を確認して、12か月無料の Google AI Plus を有効にします
有効化したら、更新前のリマインダーを Google カレンダーへ登録しておくと安心です。キャンセルする場合は、先に契約画面で実際の終了日と条件を確認してください。規約では、Offer Period中のキャンセル後も終了まで有効なままになる可能性があるとされていますが、申し込み直後のキャンセルで12か月の利用が保証されるわけではありません。
無料期間中に使える機能
Google AI Plus の学生プランでは、Gemini Omni、無料版の2倍の利用上限、400 GBのストレージを使えます。レポートの下調べ、授業資料の整理、複数のファイルをまたぐ質問など、無料版の上限に当たりやすい場面で差が出ます。
ただし、プランに申し込むだけで勉強が自動的にうまくいくわけではありません。出力をそのまま提出せず、授業のルールと自分の理解を基準に使うことが大切です。
学生でなくても試せる学習ツール(提供条件あり)
今回の発表には、支払いも学生資格も必要ない学習機能も含まれています。ただし「誰でも無料」には条件があります。2026年8月時点の発表注記では、ログインした消費者向けアカウントが対象で、最低年齢要件があります。学校発行アカウントへの提供は段階的に拡大中で、互換性・提供状況・地域は異なり、利用上限も適用されます。実際に使えるかは Gemini 上で確認してください。
Student hub(gemini.google.com/students)では、フラッシュカード、練習クイズ、ノートブックをひとつの場所から使えます。
Study notebooks は2026年6月に始まった機能です。授業資料をアップロードすると、学習計画、理解度の穴を探す診断クイズ、個別の短いレッスンとクイズ、リアルタイムの進捗ダッシュボードを作成します。2026年8月時点で、Google は今後数週間でレッスン内のグラフや画像にも対応する予定としています。許可すれば、シラバスから試験日や課題の締切を Google カレンダーに登録できます。AI Plus と AI Pro では、より多くのノートブックとソースを使えますが、上記の提供条件と利用上限が適用されます。
Interactive visualizations は、質問に応じて機能する3Dシミュレーション、表、グリッドを生成します。たとえば DNA の仕組みを3Dで見たいと頼み、構造を回転・拡大して確認できます。
Gemini Live の Deep Research では、声でリサーチレポートを依頼できます。画面をロックしてもバックグラウンドで非同期に処理が進み、完成すると通知されます。その後はハンズフリーで内容を話し合えます。
対象外だった場合はどうするか
年齢、在籍状況、居住市場、アカウントの条件が合わない場合でも、まずは無料版で短い質問、要約、課題の分解を試せます。無料版で実際の利用量を確認してから、有料プランを判断するのが現実的です。
| 使い方 | 無料版で足りるか | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 概念確認、短い質問、課題の分解 | 多くの場合は足ります | まず無料版から始める |
| 短い資料の要約 | たいてい足ります | 利用上限に当たったら再検討 |
| 長い資料やリサーチを頻繁に扱う | 足りない場合があります | 公式ページで有料プランを比較する |
| 無料ツール | 向いている学生 |
|---|---|
| Gemini 無料版 | Google アカウントや Docs / Drive をよく使う人 |
| ChatGPT 無料版 | 幅広い質問や文章作成をしたい人 |
| Claude 無料版 | 長文を読み、丁寧に書きたい人 |
| Grok 無料版 | 最新情報や軽い質問を確認したい人 |
自分の授業ルール、資料、日々の使い方に合うツールを選びましょう。
プログラミングにも使うなら、Claude Code 入門とAIコーディングツール比較も確認しておくと便利です。
無料期間後の料金
日本で確認できる料金は次のとおりです。
| プラン | 月額 | ストレージ・利用上限 | 学生向けの判断 |
|---|---|---|---|
| Gemini Free | ¥0 | 15 GB | 軽い用途ならまずこれ |
| Google AI Plus | ¥725 | 400 GB、Gemini の利用上限2倍 | 今回の日本向け学生プラン。満了後は自動更新 |
無料期間中に、長い資料を扱う頻度や Gemini の利用上限に当たる回数を見ておきましょう。毎週のように必要なら月額料金に見合う可能性がありますが、たまに使うだけなら無料版に戻す方が合理的です。
学生がうまく使うための3つの例
プランを契約しても、考える工程まで任せてよいわけではありません。課題を分解し、資料を読み、アウトラインを作り、最後は自分で書き直す流れに組み込みます。
レポート作成
課題を丸ごと書かせるのではなく、問いを分解して調べる方向を整理させます。
これは大学の授業レポートの課題です:[課題を貼り付ける]
5つのサブ質問に分解してください。
各サブ質問について:調べるべき資料、考えられる論点、陥りやすいミスを挙げてください。
完全な答えは書かないでください。最終的な結論も代わりに出さないでください。
日本語で回答してください。
論文執筆
文献、研究計画、指導教員のフィードバック、授業の要件を同じ文脈に置くと、制約を確認しやすくなります。
研究テーマ:[テーマを貼り付ける]
研究分野:[学科・授業名を入力]
現在手元にある文献:[3〜6件を列挙]
以下の形式で整理してください:研究課題・考えられる仮説・文献上の空白・補完が必要な情報。
各項目は対応するソースを明記し、ソースで裏付けられていない主張は追加しないでください。
日本語で回答してください。
資料が多い場合は、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)で出典を固定し、プレゼン用プロンプトのコツで発表用の構成に整えると安定します。
リサーチ資料の整理
Deep Research を使うときは、「まとめて」とだけ指示せず、最初に出力形式を指定します。
テーマ:[リサーチテーマを貼り付ける]
目的:10分の授業発表に使えるリサーチ要約を作る。
出力形式:コアな問い・3つの主要論点・各論点の根拠・反論・最後に5ページ分のスライドアウトライン。
日本語で回答し、マーケティング的な語調は避けてください。
最後は必ず自分で確認します。AI は材料を並べられますが、その論点を採用するかどうかは授業の要件、担当教員のルール、自分の理解で決めることです。

Penchanの経験
個人的に Gemini で効果を感じるのは、長い資料を質問のリストに変える作業です。いきなり文章を書かせるのではなく、まず資料を読んで問いを整理させ、その後に自分でソースを確認すると、考えるべき点が見えやすくなります。
日本の学生向け特典を使うなら、申し込み画面で年齢条件と対象資格を確認し、更新前のリマインダーをカレンダーへ入れておくのがおすすめです。必要がなければ、更新前に契約画面で実際の終了日とキャンセル条件を確認して手続きしてください。
AI は資料整理と草案まで。最終的な論点、引用、文体、提出してよいかどうかの判断は、自分に戻して使うのが安全です。