本記事は個人のトレード学習記録であり、投資助言ではありません。トレードにはリスクがあります。自分で判断し、自分の決定に責任を持ってください。

ICT のサポートとレジスタンス:Fibonacci retracement と extension、そして使うタイミング。

トレーダーとして、私たちは利益を最大化するために、よりよいトレード戦略を探しています。その中で Fibonacci 数列は重要な役割を持ちます。SMC の中では、Fibonacci は最重要ツールではありません。それでも市場参加者の合意によって、これらの価格帯が尊重されやすくなる点は無視できません。ここでは Fibonacci とサポート、レジスタンスの関係を軽く見て、この分野の入口にしていきます。

白い経路が 0.618 から 0.786 の灰色ゾーンへ押し戻した後に上昇し、Fibonacci retracement がサポート帯として働く様子を示す

トレーダーはよく Fibonacci retracement の水準を、潜在的なサポートやレジスタンスのエリアとして使います。これらの水平線がある程度機能するのは、多くのトレーダーが同じ価格帯を見ているからです。その結果、自己実現的な予言のように働くことがあります。

Fibonacci Extension

白い波動が retracement ゾーンから 1.272 と 1.618 へ上昇し、Fibonacci extension を利確目標として使う例を示す

トレーダーはよく Fibonacci extension の水準を、利確、つまり TP の価格として使います。前と同じ理屈で、トレーダーがこれらの価格を見て売買を選ぶため、Fibonacci extension の価格帯も市場の合意として扱われやすくなります。

よく使われる Fibonacci Retracement 水準

ローソク足の右側に 0.618、0.705、0.786 と負の extension 価格を示し、本文の一般的な Fibonacci 水準に対応する

0:最初の利確(taking profit)

0.5:均衡点。レンジの場合は、サポートやレジスタンスとして働くことがあります。

0.618:62%

0.705:OTE optimal trade entry point

0.786:79%

1:100%

-0.272:TP1

-0.618:TP2

Fibonacci retracement と反対方向に伸ばしたものが Fibonacci extension です。両者の役割は違いますが、本質的には切り替えて使えます。トレーダーは自分の好みに合わせて使い分ければよいです。

Fibonacci ツールを使うタイミング

Fibonacci ツールを使うのに最も向いているのは、市場がトレンド状態にあるときです。たとえば市場が上昇トレンドにある場合、Fibonacci retracement 水準が作るサポート価格でロング、または買いを検討します。市場が下降トレンドにある場合は、Fibonacci retracement 水準が作るレジスタンス価格でショート、または売りを検討します。

これらの retracement 水準を見つけるには、直近の重要な swing high と swing low を見つける必要があります。この部分は、DA Studio の「ICT のサポートとレジスタンス:複数時間足の自然なサポートとレジスタンス」を参照してください。ここでは簡単に Fibonacci ツールの使い方だけ触れます。上昇トレンドでは、重要な安値から直近の重要な高値までを結びます。下降トレンドでも、重要な安値から直近の重要な高値までを結びます。

時間帯の考え方を入れるなら、日足の直近 3 日間の高値安値、または異なるタイムゾーンの高値安値も、Fibonacci の参照高値と安値として使えます。

また、Fibonacci で予測するときも市場環境を見る必要があります。最も簡単な例で言えば、強気相場では 0.618 retracement から 1.618 まで伸びる可能性を考えられますが、弱気相場では状況が違います。この部分は、DA の他の講師による Fibonacci の週報も参考になります。

まとめ

全体として、Fibonacci retracement と extension はトレード戦略に欠かせない便利なツールです。正しく使うには、市場のトレンドを明確にし、重要な高値安値を識別し、複数時間足の自然なサポートとレジスタンス分析を組み合わせる必要があります。この形で使うと、よりよいエントリーポイントと利確価格を探しやすくなります。ただし、Fibonacci は便利な道具の一つにすぎません。唯一の判断基準にはできません。トレーダーは自分の主要なトレードツールと組み合わせることで、より利益を狙いやすくなります。

ここでペンギンからも、ぜひ復習と検証を重ねてほしいです。チャートを振り返ることで、相場の状態をより深く理解できます。一定の相場感が育つと、より複雑な局面でも、自分で立てた戦略を信じやすくなります。

よくある質問

Q: ICT の Fibonacci の使い方は、一般的なテクニカル分析と何が違いますか?

ICT では Fibonacci と order flow の組み合わせを重視します。特に OTE(Optimal Trade Entry)ゾーンに注目し、単に retracement 比率だけでエントリーや決済を決めるわけではありません。

Q: Fibonacci でよく使われる比率は何ですか?

よく使われるのは 0.618(golden ratio)、0.705、0.786 です。ICT では特に 0.62 から 0.79 の OTE ゾーンを重視し、ここを理想的なエントリーエリアと見ます。