まず結論
ultracodeはClaude Codeのスイッチです。オンにすると、Claudeはタスクごとに複数のagentを同時に使うか自分で判断します。あなたが頼むのを待つ必要はありません。
ultracodeは何をする?
workflowは、Claudeがタスクのために書くスクリプトです。複数のsubagent(Claudeから個別の作業を任される小さなアシスタント)を同時に調整します。詳しくは姉妹記事〈Claude Code Dynamic Workflowsとは〉をご覧ください。
普段workflowを使うには、自分で頼む必要があります。ultracodeをオンにすると、Claudeが使う価値があるか判断します。その代わり、タスクごとにtokenと時間が余分にかかり、サブスクリプションの利用上限にも早く達します。
2026年9月末に変わったこと
2026年9月末の更新以降、/effortでultracodeをオンにしてもeffortはxhighに変わらず、元の設定が維持されます。あとからeffortを変更しても、ultracodeはオンのままです。
以前の記事には古い動作が書かれています。小企鵝が5月に書いたOpus 4.8の記事にも更新説明を追加しました。workflowをより丁寧に実行させたい場合は、自分でeffortを上げてください。選び方は〈Claude Codeのeffortはどう選ぶ?〉をご覧ください。
設定方法とオフにする方法
- 1つのタスクだけ:対話形式のプロンプトに自分で
ultracodeと入力します。sessionのeffortは変わりません。 - このsession:
/effort ultracodeと入力します。 - 今後のすべてのsession:
~/.claude/settings.jsonに"ultracode": trueを追加すると、デフォルトでオンになります(プロジェクト設定で上書きされる場合があります)。
オフにするには/effort ultracode offと入力します。これは現在のsessionだけに適用されます。すべてのsessionでのデフォルトを取り消すには、設定ファイルのtrueをfalseに変えます。キーワードによる起動を無効にするには、/configでUltracode keyword triggerをオフにします。workflow機能がオンであること(Proでは先に/configでオンにする必要があります)と、モデルがxhighに対応していることが条件です。
名前が似ている機能との違い
| 機能 | 何をするか | いつ使うかを決める人 | 作用する期間 |
|---|---|---|---|
| effort | モデルが各ステップでどれだけ深く考えるかを調整する | あなた | 設定した内容による |
| ultrathink | そのターンでもっと深く考えるよう求めるキーワード | あなた | 1ターン |
| 自分でworkflowを依頼する | タスクをスクリプトにして、複数のsubagentを調整する | あなた | そのタスク |
| ultracode | workflowを使う価値があるかClaudeが判断する | Claude(オン・オフはあなたが決めます) | session全体、またはキーワードで指定した1つのタスク |
| ultrareview | クラウド上で実行する詳細なcode review。Pro/Maxに一度だけ付与される無料回数を使い切った後は別料金です | あなた | 1回のreview |
ultraが付く3つの名前は特に混同しやすいです。ultrathinkはそのターンに深く考えさせるもの、ultracodeはClaudeに複数のagentを使うか判断させるもの、ultrareviewは自分で開始するクラウド上のcode reviewです。
いつオンにする?
- session全体を大規模で分割可能な作業に使うとき:大規模な移行やコードベース全体の検査などです。session全体でオンにし、作業が終わったらオフにします。
- 大きなタスクが1つだけのとき:対話形式のプロンプトに
ultracodeという単語を加えるだけで十分です。 - 日常の小さな変更や、利用枠に余裕がないとき:オフのままにします。小さな作業に余分なtokenを使う必要はありません。
小企鵝のまとめ
この記事と姉妹記事は、小企鵝がAIチームにworkflowとultracodeを使わせて書いたものです。調査だけでも4つのagentが約12分間動き、その過程で9月末の変更に気づきました。
ultracodeを使うと「いつ複数のagentを呼ぶか」の判断をClaudeに任せられます。どのsessionでオンにするか、予算をいくら使うかは、あなたが決めます。 そのため小企鵝は、必要なときにオンにし、終わったらオフにしています。まず試すなら、範囲が明確なタスクを1つ選び、キーワードで1回実行して、かかった時間と利用枠を確認しましょう。
関連記事
- Claude Code Dynamic Workflowsとは
- Claude Codeのeffortはどう選ぶ?
- Claude Opus 4.8の発表まとめ
- マルチエージェントharnessとは
- Claude Code入門ガイド
参考資料
- Claude Code Docs、Dynamic workflows:https://code.claude.com/docs/en/workflows
- Claude Code Docs、Model configuration:https://code.claude.com/docs/en/model-config
- Claude Code Docs、Settings:https://code.claude.com/docs/en/settings
- Claude Code Docs、Ultrareview:https://code.claude.com/docs/en/ultrareview
- Claude Code CHANGELOG:https://raw.githubusercontent.com/anthropics/claude-code/main/CHANGELOG.md
- Anthropic、Introducing dynamic workflows in Claude Code:https://claude.com/blog/introducing-dynamic-workflows-in-claude-code
この記事はAI製品の機能やサブスクリプションプランに関する消費者向け情報であり、証券や投資に関する助言ではありません。実際の機能、利用制限、料金はAnthropicの最新の公式発表をご確認ください。この記事の情報は2026年10月3日時点のもので、古くなっている可能性があります。